ネコメシCEOブログ

ネコメシCEOのブログです。主にツルカメの話題を書きたいと思います(謎)

プレゼン資料は何でつくるか? コミPo!でしょ!

なんか、タイトルだけで話が済んでしまったような気もしますが・・・

近頃、プレゼン資料の作成にあたっては、コミPo!を使うようになりました。コンペの提案資料だってコミPo!です。コミPo!はすごい簡単に扱えるソフトなのですが、それなりに手間がかかるので、どうしても時間足んねーって時は素のパワポなんですけども、やっぱり出来映えが雲泥の差なんですよね。だからできるだけコミPo!に触れる時間を作り出しながら資料を作成するというのが肝になってきます。

とかいって、僕のコミPo!使用歴は超浅くて、コミPo!プレゼンデビューはほんの一か月くらい前です。2013年1月25日に開催されたWebプロデューサー育成中級講座(主催:公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会 Webプロデューサー育成プロジェクト)の導入講義が最初です。その後は、特に講演的なことはしてないので、あとは業務の資料関係しかない感じですけど、今後また登壇する機会なんか頂けたら、もちろん資料はコミPo!でつくります。

さて、そのWebプロデューサー育成中級講座ですが、内容は発注者向けにイケてるRFPはこうやって作る的なワークショップでした。朝10時スタートで終わりが19時という長丁場の講座でしたが、朝イチにまず座学、その導入講義が僕のコミPo!デビューとなりました。

もともとは2012年11月29日開催だったのですが、ちょうどその時期にノロだかロタだかいうウィルス性腸炎になってしまって日程を延期してもらいました。実はその頃、スライドづくりが大いに難航しておりまして超難産でありまして、本当にどうしたものかと思っていたのですが、そういう意味では延期になって良かったのかもしれません。あ、スライドが完成してなかったということではないのですけど、どうも、ピンと来なかったんですよね。お持ち帰り資料にもなるので、それなりにパワポでちゃんと作ったつもりなのだけど、なんか眠たいスライドだよなっていうか。

それがこちらです↓


SlideShareで見る

そもそも僕は受注者側ですし、なんで僕が発注者側のしかも中級講座なので新入社員とかじゃなくて職務に従事数年以上の経験者(プロジェクトリーダー、役職クラスの人たち対象)の皆さま相手に「RFPってのはこういうものだ」的なことを教えるんだみたいなこともあいまって、うまく発注者目線で説明できないような違和感が残っていたわけです。

ウィルス性腸炎による日程延期を経て、改めて先月にWebプロデューサー育成中級講座が開催されたわけですけども、そこで実際に使用したスライドは、もともと作っていたものではありませんでした。

本番のスライドはこちらです↓


SlideShareで見る

そう、見ればおわかりのように(というかこのエントリーのタイトルだけで自明ですが)、コミPo!で作成したのです。

なぜコミPo!になったのか? 延期されての猶予期間中に何があったのか? といいますと、僕自身は発注者じゃないからどうやっても発注者目線にはなれないってことで、そこはもう諦めたんですよね。で、発注者のキャラクターを作り出して、そいつに話をさせたらいいじゃんという。着想としては、片山もんじゃさんの「ククパド美ちゃんと学ぶ!クックパッドのUI改善プロセス」が起点になっています。片山もんじゃさんのこのお話は実際に受講して聞いたのですけど、指南役と被指南役との対話形式のわかりやすさに感動したことで、よく覚えていたというのもあります。

片山もんじゃさんはご自身で描かれた漫画でしたが、ちょっと今から全部描き起こすには時間が足りなさすぎる(とある土日まるまる徹夜して描き始めてたんですけど、土日経たうえでどう足掻いても間に合わないという結論に至ったという間抜けさ)ということで、なんかこう漫画を簡単につくれるソフトとかサービスとか無いのか?と思ったところで思い出したのが谷口一刀さんのブログ「OL男子の4コマ書評」です。ここでは4コマの作成にコミPo!を使っているのです。

そうだコミPo!だ!
いつか使ってみたいと思っていたんだ!
・・・今でしょ!

ということでコミPo!に至ったのでした。

漫画形式にすることで、発注者目線は発注者役のキャラクターに任せることができ、また、講座の性質上、僕自身が先生になるわけですが、生徒が発注者の皆さんというか、実際のクライアントの担当者や上司の方たちも何人か受講者としていらしていたりもしたので、現実には受注者クラスタの僕としては非常にやりづらい。自分以外のキャラクターとしてRFPの先生を登場させることで、僕はそのキャラクターを通じて物事を教えることができるようになり、精神的にとても楽になりました。

最初、コミPo!で一通り作ったのですが、コミPo!はPDFで保存できないため、ページごとにPNG出力したものをPDF結合してひとまず完成かなと思ったのですが、テキストが画像になってしまうのと、画角がちょっと合わないせいで、見栄えがイマイチというのと、台詞に誤字脱字があった場合の修正がめんどうくさい(コミPo!で修正→PNG出力→PDFのページ差し替え)ということで、コミPo!では吹き出しまでにしておいて、パワポに貼りつけるようにしました。台詞のテキストはパワポのテキストボックスで配置しています。こうしておくことで、PDFにしてもテキスト抽出が簡単ですし、なかなか良いのではないかと。台詞をコミPo!からパワポに移植(手作業)するのがちょっと手間だったのですが、まあ一度移してしまえばあとはパワポ上での作業だけになるので我慢してやりました。コミPo!の台詞入力ボックスでCtrl+A(全選択のショートカット)が使えるようになってくれると嬉しいなあ。

ちなみに、僕がコミPo!デビューにあたって購入したものは以下になります。コミPo!は一度購入すれば、アドインというのか、3Dアイテムとかが物凄い勢いでたくさんダウンロードできるしアップデートがまめというか、なんかこんなにしてもらっちゃっていいのかしら的な印象でかなりのお得感がありますので、ダウンロード版が6500円くらいとか、えらい良心的な価格だと思います。

 

コミPo! ~絵を描かなくてもポッとマンガがつくれちゃう!~ [ダウンロード]
ウェブテクノロジ・コム (2010-12-15)
売り上げランキング: 449
コミPo! データコレクションVol.6『ビジネススーツ』 [ダウンロード]
ウェブテクノロジ・コム (2012-02-28)
売り上げランキング: 212
コミPo! データコレクションVol.7『ビジネスキャラクター&アイテム』 [ダウンロード]
ウェブテクノロジ・コム (2012-04-23)
売り上げランキング: 529

今後はプレゼンの仕方というよりも、もっとコマ割りとか構図とかがんばってクォリティ高めていきたいなあと。あとMetasequoiaで作ったモデリングデータも読み込めるということで、自分の3Dキャラクターとか作れたらいいのかなあとか思っています(Omote 3Dでスキャンしてもらったデータもらえないかしら・・・)。

 

とまあ、とにかくコミPo!超オススメ!って感じなんですけども、もちろん課題もあって、お持ち帰り資料としてのスライドとしては優秀な感じになるんだけど、講演中に表示する資料としては扱いが難しいかもというか、実際、コミPo!デビューの時、部長とOLと先生の3役分、声色変えながら読み上げたんだけど、受講者ことごとくシーンとしてて心が折れそうになったというか。このへんも改善していきたいですね。